ワクワクを生きる!ころころコロッケンロール

ワクワクを生きながら、自分も周りを幸せにしたいなぁと思うしょこたんの「ワタシクリエイト」成長日記。

陰陽五行からみる日本

昨日は「陰陽五行から見る 伊勢・若狭・京都」のお話会聞きにいってきましたー。
いきたいいきたいと言っていた赤阪友昭さんのもの。

なんと今回は、若狭(福井)が関係しているので
そりゃ聞きに行かねばいかん、と思ったわけです。

もう、お話の冒頭から素敵で!

写真家の赤阪さんがモンゴルにいった際、そこのシャーマンが
モンゴルにおける「北極星」についてを教えてくれたそう。

北極星は、ご存知の通り動かない星。
この星を中心に皆が回っているようにみえます。
なので、「混沌・カオス、全てのものがある場所、命が生まれる場所」などと言われているそう。

その近くにある北斗七星は、七人の神様と呼ばれ
こちらもとても重要な星らしいんですが、
そもそもこの真っ暗な夜空というものは、
光り輝く神の世界がずっと見えていると人が疲れてしまうであろうと、神々が黒い天幕をかけてくれたといわれていて、
星々は神々が天幕に穴をあけてこちら側を覗く覗き穴。
流れ星は、神々がこちらをもっと見たいとの意図から天幕を裂いたときにできる現象とのこと。
なんと、浪漫…

うおおおおおおお!

 

f:id:era4405:20160615163255j:plain

で、陰陽五行も、この「北極星」や「北斗七星」をキーワードに

紐解かれていったわけでした。

 

そして伊勢にもある日本古来の「蛇信仰」。そして北極星信仰。すごく深淵であった。

んもう、民俗学者吉野裕子さん、本を購入するつもり!

 

陰陽五行に当てはめたら、

四季や方位をはじめ、味や色や味覚や、内臓まで五行。

この世界に表象する森羅万象の生成・変化を木・火・土・金・水の5つの要素で考えるので

やっぱり人間も自然の一部、共生が大切だよね。と改めて感じた。

 

そして、我らが若狭は「お水送り」の話題で登場!

水の福井から木の東大寺へ香水を送るのですが、とても緻密な五行思想によって
出来上がっていて(子午の法)、まぁ聞けば聞く程「へぇぇえええ」な2時間だったのでした。

 

今の日本文化を形作った、数々のレイヤー。
なんとも奥深く…とりあえず、陰陽師読みなおします。

熱田神宮鹿島神宮はいってきます。

 

f:id:era4405:20160615163606j:plain